初めての展示会で気をつけるべきこと

文化系のサークルや社会人サークルなどに所属していると公共のスペース、例えば図書館や市民センターなどで展示会を開催する機会があるかもしれません。実際に自分たちの活動を世間に広く知らせる機会ですし、またメンバーを集める人員募集に役割もあります。しかし自分たちが所属している団体、大学や会社の外で何かを公的に行う時には十分に気をつけるべきことがいくつかあります。それをしっかり遵守することが公共のスペースを利用するための条件ですし、それを守ることで最大限の効果を発揮することが可能になります。


展示会で気をつけるべきことの1つ目は「ターゲットの設定」です。何かを展示するということは何かしらのメッセージを伝え理解させ説得させることを不可避に含んでいます。しかし老若男女あらゆる人間に対して普く伝わるメッセージというのはとても難しいですし、伝わったとしても効果的でない可能性があります。ですから展示物を具体的にどういった人に見せるのかを考えなくてはなりません。例えば動物愛護という趣旨で展示会を開く際に具体的な効果をあげようと思ったら、最も効果的なターゲットは子供となるでしょう。動物を飼うにあたっての心構えなど啓蒙的メッセージや、動物の飼育放棄を行った場合動物はどうなるかなどの教育は大人に行なってもあまり効果的ではありません。展示物に込めるメッセージを誰に向けるのかは明確に設定しなくてはならないのです。


展示会で気をつけるべきことの2つ目は「会場の構造をしっかり理解する」ということです。公共のスペースを借りる事に成功したもののその場所が展示などに恵まれない場所であるということがあります。これは街中で目立つ場所にあるけどなぜか店が長続きしない立地の話と通ずるものがあります。そういった立地にある店が長続きしないのは競合店が近くにあるという場合もありますが、一番の問題は客がそこに駐車しづらいというのが原因です。そういう問題が展示会でも発生します。一般的な人の動線から外れた場所にスペースがある場合何かしらの工夫をしないと人は寄り付きません。また会場の形によっては展示物のメッセージを効果的に伝えられなくなる場合もあります。そういったことが起きないようにきちんと会場の十分な下見が必要です。展示期間が長期に渡る場合は途中で変更が利きますが、1日オンリーの展示などではそうはいきません。しっかりとした準備が必要なのです。以上のように展示会においては気をつけるべきことがいくつかありますのでそれを弁えた上で本番に臨みましょう。